<戸籍、財産調べ 速やかに>
2021年4月16日 おはようございます
家族を亡くすと誰もが相続に直面します。
相続は亡くなった人の財産を特定の人に分けて、引き継ぎます。財産の多い少ないに関係なく、一定の期間に手続きをする必要があります。
その煩雑に戸惑う人も少なくありません。
Q」 相続で最初にすべき手続きは何ですか
A」 多くの場合は戸籍厚めです。財産の分け方を決める
には、その対象者「相続人」が誰かを確認する必要が
あります。専門家は「亡くなった人の出生から死亡まで
の戸籍謄本と子ら相続人全員の戸籍謄本が必要」と
話します。亡くなった人の戸籍を取得すれば、誰が相続
人かが分かります。また、相続人の戸籍を取得すれば
生存が確認できます。
※ 手続きでよく使う書類
名称 取得先 利用方法
戸籍謄本 相続人の人数、生存を確認する
戸籍のある市区町村に申請。郵送も可能
住民票 本籍地と現住所を結び付け、届け人と相続人を
一致させる
相続人の住所がある市区町村に申請
印鑑登録 書類に実印を使ったことを確認する
証明書
遺産分割 遺産分割協議で全員が合意に至ったことを証明
協議書 する
相続人が作成し、全員が署名、捺印。
1通ずつ所持
本人確認 届け人の証明
書類 複数の提出が必要なことも
「注意」 本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカード、
健康保険証など
以上のように、相続に必要になる書類は多岐でなかなか揃えるのに時間がかかりますし、中でも遺産分割協議書を確定させるには全員の了解を得る必要がありますよ。