<基礎年金、満額に足りない>
2021年4月20日      おはようございます
学生時代に国民年金の保険料を払わなかった人は、少なくないだろう。
中でも50歳以上のほとんどは20歳のころ、国民年金の加入が義務ではなく任意だった「20歳以上の学生が強制加入となったのは1991年4月」こともあり、未加入のまま就職した人も多い。
国民年金の保険料の納付期限は原則2年間だ。
このルールだと中高年になって学生時代の未加入分を払いたいと思
っても、通常は払うことができない。老齢基礎年金の金額は保険料を納付した月数に比例するので、そのままだと将来の年金額は少なくなる。
老齢基礎年金は満額の480カ月なら受給額は年78万900円「2021年度」だ。仮に未加入がある場合い金額を上乗せする方法はないだろうか。
まず国民年金の「任意加入制度」が挙げられる。
「60歳以上65歳未満で厚生年金などに加入していない人が対象なので、退職者やアルバイトなどで短期間働く人向け」と専門家の先生は話す。
60歳になって満額に達していない場合年金事務所や市区町村で申し込みができる。申し出のあった月からの適用となり、遡って加入することはできない。ずっと自営業だった人も利用できる。
以上のように、満額にならない場合、任意加入で上乗せや就労も手ですのであきらめず将来の年金額を増やせる制度もありますよ。