<家計の収支バランスを考えて>
2021年6月5日    おはようございます
住宅ローンを組む際に最も重要なのは、家計の収支バランスを長期的に考えて無理のない返済計画を立てることです。
住宅ローン減税の還付金は年一回ですが、返済は毎月続きます。
子供の教育費や病気による医療費などで、想定以上に出費が膨らむケースは少なくありません。
新型コロナウィルス禍のような思わぬ事態で収入が減れば、返済が厳しくなる可能性があります。
都市部を中心に住宅価格は上昇傾向が続いています。
しかし将来的に住宅市況が悪化するリスクは無視できません。
身の丈に合わないローンで購入した物件が、もし大幅に値下がりする
とすれば売るに売れません。
住宅ローン減税は、そのメリットばかりに目が行きがちです。
住宅購入は減税ありきではなく、家計への影響をしっかり見極めましょう。
以上のように、減税ありきで確定申告等で素人の方は、自分が収入「所得」でほとんど源泉所得税を払っていないのに税金が戻ってこないと嘆いている人があるようですが、所得税を払っていない人には住宅ローン減税も意味がないことをよく知ってから進めてくださいね