<IPO株の魅力とリスク>

2021年9月1日     おはようございます

個人投資家に人気の新規株式公開「IPO」株への投資。
ベンチャーや中小企業は上場をきっかけに成長を加速するケースがあり、上場前に株式を購入する需要は根強い。ただ、その手続きは通常の上場株購入とは異なる。事業規模が小さい企業に投資する場合は成長性やリスクについて、より慎重に見極めることが欠かせない。

   ※  IPOの流れ

新規上場の承認

            投資家の手続き  

      ↓       

約2週間       ①新聞や取引所のサイトなどで担当する
                  証券会社を確認

           ②証券口座の準備、目論見書を入手
公開価格の仮 
  条件の決定
           ③証券会社に購入希望価格と株数を

       ↓          申告「ブックビルディング」 
     約1週間  

  公開価格の決定
                「申し込み多数の場合は抽選」

       ↓
     約1週間       ④株式購入の意思表示、払込
       ↓
     上場日

※   目論見書から企業の特徴を知る例

〇 主力のサービス、商品
   独自性が高ければ大きな成長期待につながる

〇 過去の業績の推移
  経営の安定性や成長性をみる手掛かり

〇 上場で調達する資金の使途
   会社が直面する課題や成長ペースを判断

〇 株主構成
   経営トップの比率が高ければ経営判断が早くなりやすい

以上のように、目論見書で業績、株主などを把握して、今後の成長性などを自分なりに検討されてからIPOをされることをお勧めします。