<熟年離婚、年金、退職金も折半>
2021年9月6日      お早うございます

同居期間が長い夫婦の熟年離婚がが増えている。
厚生労働省の人口動態統計によると、同居期間が20年以上の離婚件数は2019年に4万強と10年以来9年ぶりに4万件を超えた。
離婚件数全体が同じ期間に2割弱減っているのと対照的だ。

※   離婚で財産分与の対象となる財産

<対象>
名称       内容       主な例
共有財産    夫婦が婚姻期間に  現金預貯金    有価証券
        協力して築いたもの 不動産     住宅ローン              
                  退職金※    年金※

<対象外>
特有財産     婚姻期間以外   結婚前の   贈与や相続に
         または配偶者の  個人の財産  よる財産
         協力とは無関係  
         に取得したもの  個人の浪費 別居後に得た
                  による借金  財産

 「注意」 ※対象となるには一定の条件がある

以上のように、昔と違って、最近は配偶者に対する財産分与が多く支払はなくてはならない時代になって来ています。
是非。内容をよく吟味してから話を進める必要がありそうですよ。