<税務調査、相続税に包囲網>

2021年9月13日     おはようございます

個人の税申告が適正かどうかを調べる税務署の調査が例年9月ごろから年末にかけて本格化する。
今年は相続税を中心に一段と厳しくなりそうだ。
新型コロナウィルスの感染拡大が続き対面調査を増やしにくいなか、申告漏れなどが出やすい相続税は多額の追徴課税をできる可能性が大きいためだ。

税務調査のポイントを知って、早めに対策を考えておきたい。

※  相続税の申告で税務署が注目する主な項目や財産

■ 相続開始前3年以内の暦年贈与や相続時精算課税による贈与
■ 外国金融機関にある預金などの国外財産
■ 預金や株式などでの被相続人の名義財産
■ 非課税枠を超える死亡保険金
■ 小規模宅地特例の条件を満たしているか
■ 被相続人の預貯金口座から死亡前に多額の出金

以上のように、相続税を払うのは被相続人が亡くなってから納付するのですが、「相続税、贈与税」の知識を得て、早くから準備をされることが節税のポイントのようですよ。