<共働き、住宅ローンを選ぶ>

2021年9月19日    おはようございます

共働き世帯の増加とともに夫婦2人で住宅ローンを借りる人がじわりと増えている。
1人でローンを組むより借入額を増やせたり、住宅ローン控除を2人分利用できたりする利点がある。

背景には物件価格の上昇がある。
特に目立つのがマンションだ。
不動産調査会社によれば首都圏の新築マンションの価格は20年に一戸平均6055万円である。
原因は「土地代や建築資材費、人件費の上昇が大きい」と指摘されている。
コロナ禍で大規模な金融緩和が続き、投資資金が不動産市場全体に流入したことも影響しているという。

※  夫婦で住宅ローンを組む際のポイント
□ 借入額は世帯年収の5倍以内が一つの目安
□ 子育てなどによる片方の収入減を考慮
□ 片方の死亡に備えて生命保険の準備を
□ 住宅ローン控除の効果は慎重に検討を
□ 離婚時は自宅の所有権、ローン返済の協議が難航しやすい

以上のように、目先だけで「夫婦ローン」を簡単に契約してしまうと、今後の色んな変化に対応できなくなるケースがあると思いますので十分検討されてから契約されることをお勧めします。