<リスク抑制投信を点検>

2021年10月7日    おはようございます

リスク抑制型が目指すのは、相場の下落局面では株などリスク資産の比率下げて基準価格の下落を抑制する運用。
底入れと判断すれば再びリスク資産の比率を上げ株価上昇の恩恵を狙う。
ただ「機動的な配分変更はプロでもうまくいくとは限らない」専門家はよく言われている。

リスク抑制型は保有コストである信託報酬が0、7~1%台半ばが目立ち「期待リターンの割にコストが高いことが多いのも要注意」だ。
シンプルな指数連動型で信託報酬が年0、1%程度と低い投信も増えている。
資産形成層が長期的に資産を増やしたいなら、株式比率の高い低コスト投信を選ぶのは重要な選択肢だ。

実際、長期の基準価格の上昇率は、株式比率が高い低コスト投信の方が大きい。

高齢期などの安定運用や限られた期間での住宅、教育資金向けなどにはリスク抑制型も選択肢。
ただ「過去の成績が永続するとは限らず選別は簡単ではない」ことも覚えておきたい。
以上のように、資産運用は年齢によっても、経済的内容によっても運用の仕方は異なってきますので自分はどのように運用すればよいのかをまず、検討されてから投資する運用先「いろんなコストも考え」を選択されることをお勧めします。