<女性お一人様の老後資金>

2021年10月12日     おはようございます

女性の老後は一般的に男性に比べ長い。
厚生労働省の「簡易生命表」によれば、50歳女性の平均余命は38、78年。
単純計算では89歳近くまで生き、同じ年の男性を6年弱上回る。
一方、現役時代の収入は男性よりも少ない傾向がある。
国税庁の調査で女性の年間平均給与は293万円と男性の半分程度にとどまる。「長い老後を安心して過ごすには自分に必要な資金を早めに試算しておきたい」と専門家は話す。

ではどのように資金計画を立てればいいのだろうか。
必ず把握したいのがリタイア後に収入の大きな柱となる年金の金額50歳以上なら年1回、原則として誕生月に送られる「ねんきん定期便」などで将来の見込み額を確認できる。
定期便は現在と同じ条件で60歳まで働いた場合に65歳からもらえる金額を具体的に掲載している。

※   生活費以外で見積もりたい費用の例

   施設入居費         入居時費用540万円程度
「有料老人ホームの場合」     月費用20万~23万円程度

「死後事務」などの費用   150万~200万円

以上のように、女性の場合90歳まで試算、施設費も考慮して老後資金を検討されたほうがよさそうですよ。