<年金保険料、免除や納付猶予も>

2021年10月17日    おはようございます

新型コロナの影響で収入が一定以上減少し、国民年金保険料の支払いが難しくなった場合、保険料の免除や納付猶予を申請できます。

申請せずに未納機関が生じると、将来受け取る老齢基礎年金の額が減少する以外にも弊害が出かねません。
病気やけがが原因で障害が残った場合に支給される障害基礎年金や、自分が亡くなった際に受け取れる遺族基礎年金が受給できなくなる可能性があります。

納付機関に隙間が生じることはリスクと理解し、納付が難しくなったら速やかに手続きすることが重要です。
過去10年分の保険料は追納「後払い」できますが、免除などを受けた翌年度数えて3年度目以降は経過期間に応じた加算額が上乗せされます。
追納を希望する場合、収入が戻ったらなるべく早く支払うことが理想です。

以上のように、最近災害が多くなって失業や収入の減額で保険料が払えない人たちが多く出ていますが公的年金では「免除や納付猶予」などのの手続きをすれば、将来の年金額も増え、障害年金や遺族年金にも影響しますので、是非、手続きされることをお勧めします。