<夫亡き後の年金、増やす方法>
2021年10月19日     おはようございます

受給開始後に短期間で夫が死亡し、妻の受け取る年金の額が繰り下げない場合と同じなら、繰り下げ待機中にもらわなかった金額の分だけ損ともいえる。
非課税である遺族年金の構成比が下がり、課税対象の妻の老齢厚生年金の比率が上がることも手取りで不利になりやすい。
夫の健康状態が悪くこうしたリスクを避けるなら、夫の遺族年金との調整がない基礎年金だけ繰り下げるのも選択だ。

ただ妻の老齢厚生年金の額が大きければ、繰り下げ増額は夫の死後も反映しやすい。
例えば繰り下げ前の妻の老齢厚生年金が最大なのは100万円。
繰り下げで42%増やせば最も多いのは116万8000円となる。
繰り下げをしない場合もする場合も、夫と妻の老齢厚生年金はの金額次第で夫死亡後の年金額は変わる。

以上のように、年金額を増やす方法は内容が分かりずらく、専門家にシュミレーションをしてもらって検討されるのが一番だと思いますよ。