<住宅購入、頭金なしにリスク>
2021年11月22日    おはようございます
住宅を購入際に頭金なしで住宅ローンを組む人が増えている歴史的な低金利で毎月の返済負担が軽くなっているのに加え住宅価格の上昇を受けて、家を売却してもローンが残る懸念が薄らいでいるためだ。
住宅ローン控除を利用すると、控除額が利払い額を上回るケースがあることも大きい。
しかし家計に余裕が乏しい状態でローンを組めば、返済に行き詰まるリスクがある。
※  変動金利で金利が上昇した場合の返済額の試算
5000万円を期間35年、0、5%の変動金利、毎月返済
「元利均等返済」で借りる場合
        毎年0、1%上昇     毎年0、2㌫上昇
        毎月返済額 金利水準  毎月の返済額 金利             
        「総返済額見込み」   「総返済額見込み」
返済1~5年目  約13万円0,5→0,9  約13万円0,5~1,3
         「5783万」      「6132万」
21~25年目  16,8万2,5→2,9    21,6万4,5→5,3
         「6552万」      「7875万」
以上のように、住宅ローンを組むには過去最低の低金利ですが、ほぼ、変動金利で将来金利が上がれば、返済額が多くなるか、返済期間を延長しないと毎月の返済が大変なことになるので、是非、頭金を少しでも多く払い、ローンは少なくするように努力しましょう。