<親の生命保険、どう確認>
2021年11月27日    おはようございます
親がどんな生命保険を契約しているか、子が知らないケースは多いです。
その際、親が亡くなったり、重度の認知症で契約している生命保険を忘れたりすると保険金を受け取り損ねることがあります。
保険証券や生命保険会社からの通知、親の通帳の支払い経歴から、契約している生命保険会社がわかることもあります。
わからなければ、弁護士への相談などで解決できることもありますが、費用がかさみがちです。
そこで生命保険協会が7月から始めた「生命保険契約照会制度」の利用が選択肢になります。
個人保険契約の存在がわからない人に代わり、協会が生保各社に保険契約の有無を問い合わせます。
死亡保険だけでなく、医療や介護、認知症などの保険も対象です。
親、家族が死亡したときや重度の認知症になったときなどに利用できます。
利用料は1回3000円でウェーブサイトから申し込みます。
死亡した場合、戸籍や死亡診断書を提出します。
認知判断能力低下では医師の診断書や照会者の本人確認書類などを提出します。
書類提出から回答まで約2週間かかります。
便利な制度である一方、書類を用意するなど手間や時間がかかります。
高齢化に伴い認知症患者は増加傾向です、家族がどんな保険を契約しているか早めに把握しておくと安心です
以上のように、高齢化が進み、いつ認知症になるか、分からない時代ですので早い目に、親の契約している生命保険など知っておくといざという時に役立ちますよ。