<健康保険、選択肢は4つ>
2022年1月4日   明けましておめでとうございます
本日より、今年のアメブロを始めます。
今年もよろしくお願いいたします。
退職すると一般に健康保険をはじめとする社会保険の被保険者資格を失う。
健保など公的医療保険はその後も何らかの制度に入らなければならないが、就労の有無や働き方なので加入先は異なる。
保険料も変わるのでよく考えて選びたい。
公的年金では、国民年金の加入は原則60歳までだが、手続きをすれば任意で加入することができる。
働き続ければ被保険者も継続、年金額の加算も可能になる
※   主な選択肢の概要
        健保の任意保険   国保    家族の健保
加入条件など  退職前の被保険者  他の健保に 年収180万円
        期間が2カ月以上   加入して    未満
                   いない 「60歳以上」
                        など
        期間は最長2年
手続き先    退職前に加入して 住んでいる 家族の勤務先
        いた健保組合や   市区町村    
        協会けんぽ
手続きの期間  退職翌日から    14日以内  5日以内
        20日以内
保険料     健保で異なる    市区町村で     ゼロ
        全額自己負担     異なる
       「本人分のみ」
以上のように、定年退職するといずれかの健康保険制度に加入しなければならない「皆保険制度」ことになりますので、自分の環境などを考え選択しなければなりません。
早いうちから準備をしておきましょう。