<値上げの性質に変化>
2022年1月16日     おはようございます
値上げの性質を変わってきたことを消費者は念頭に置くべきでしょう。
コロナ禍以前は俗に「ステルス値上げ」と呼ばれる実質値上げが目立っていました。内容量を減らし、表面的な価格は据え置く方法です。
コロナ禍では直接的な値上げが目立っています。
この数年間でステルス値上げは認知が高まってネガティブなイメージがつきました。
上場企業であれば、投資家から弱腰だとみられるリスクがあるためです。
ステルス値上げの理由がアベノミクス下での円安だったのに対し最近の値上げは原材料という世界共通の背景があり、消費者の理解を得やすい面もあります。
食品メーカーなどでは、コロナ禍の終息が不透明の中、需要が引き続き旺盛として強気に出やすいと考えられます。
当面は直接的な値上げが続く可能性があります。
以上のように、コロナ禍で物価の値上げは庶民にとっては大変生活に響きますので是非物価高騰は収まってほしいですね。