<75歳、医療費2割負担の条件>
2022年5月18日     おはようございます

公的医療保険の加入者は75歳になると、それまで入っていた国民健康保険などから後期高齢者医療制度に移る。
75歳以上の窓口負担は一部の人を除いて現在1割。
これが一定以上の所得がある世帯は10月から2割になる。
医療制度改革関連法が2021年に成立したことに伴て引き上げる。

75歳以上の人は現在1800万人強。
このうち窓口負担が2割になるのは370万人程度と全体の2割に当たる。
対象者は22年9月ごろ被保険者証が届く見通しだ。
対象者の目安を押さえておこう。

※75歳以上の医療費窓口負担「2022年10月~」

世帯で最も課税所得が高い人の金額

28万円未満                      28万円以上
          ↓

     世帯の75歳以上の人数
 1人         2人以上
  ↓            ↓              ↓
               年収            年収合計
       200万未満 200万以上   320万未満 320万以上
  ↓      ↓     ↓         ↓      ↓
 1割     1割     2割       1割     2割

「注意」年収は「年金収入+その他合計所得金額」。課税所得145万円以上世帯は原則3割負担

以上のように、健康保険制度は目まぐるしく変化していますのでよく内容を勉強されて今後の高齢化にすすまれることをお勧めします。