<組み入れ強化も選択肢>
2022年5月29日   おはようございます

地政学リスクのない平和な時代に、専門家は個人の金の保有比率として金融資産の5%程度を多く勧めてきました。
特に日本は長期的な円高傾向の中、普通の円資産でも相対的に価値が高まる状況だったので、金を持つ必要が乏しかったとも言えます

しかし状況は変わりました。
ウクライナ問題を機に世界は分断され、世界的なインフレは簡単に収まりそうにありません。
今回の金価格上昇については、息の長い相場になる可能性があります。

しかも日本は、円の下落と先安感が国内金価格の上昇要因として働き続けることも考えられます。
過去とは逆に日本人こそが、リスク回避のため金を資産に入れる必要性が高まっています。
現状では金融資産の20程度の保有比率でもいいのではないでしょうか。

以上のように、ウクライナ問題や円安の問題で金融資産の内容を選択する必要性がありそうですね。
但し、注意してほしいのが、現在すでに、金は相当高くなっているのと、変動が激しいのでそれぞれの資産内容を吟味してから金購入をしてくださいね