<中小企業のパートに厚く>
2022年6月30日     おはようございます
公的年金制度の一つである厚生年金の加入者が今秋から増える見通しです。
制度が変わり、短時間勤務の非正規雇用者が加入する条件が緩和されるためです。
具体的な条件やメリツトを確認しておきましょう。
Q」厚生年金とはどのような制度ですか
A」主に会社員や公務員が加入する公的年金です
日本の年金制度は3階建てといわれています。1階部分が20歳以上60歳未満のすべての国民が加入する国民年金「基礎年金」で、2階部分が厚生年金、3階が企業年金などの私的年金です。
厚生年金に加入する会社員などは毎月、給与の中から保険料を払っています。
リタイア後には終身で年金を受け取れます。
※ 短時間労働者の対象を拡大
    現行     2022年10月~  24年10月~
勤務先の従業員数 500人超  100人超    50人超
雇用期間   1年以上見込み     2カ月超見込み
所定労働時間         週20時間以上
月額賃金     68000円以上「年収換算106万円以上
以上のように、高齢化が進む中で無年金者をなくしていく方向で、厚生年金の対象者を拡大する政策を政府は進めているようです。