<政策金利、9人が多数決>
2022年7月6日   おはようございます
円安と物価高で進む中で、日銀の金融政策に注目が集まっています。
欧米の中央銀行が金融引き締めに動く一方、日銀は大規模な金融緩和を続けていることが円安の大きな原因と考えられているからです。
日銀の金融政策は金融政策決定会合で決まります。
Q」金融政策決定会合とはどんな会合ですか
A」9人で構成する日銀政策委員会が、金融政策の方向性や政策金利の上げ下げなどを議論のうえ決定します。
結果は為替相場や株価などに大きく影響することもあります。
原則として年8回開催され、次回は7月20日~21日です。
金融政策の変更を急いで決める必要が生じた場合、臨時の会合を開くこともあります。
※金融政策決定会合の概要
1~2日目  日銀の執行部が最近の金融、経済情勢を報告
       日銀政策委員会メンバーが報告の内容と、取るべ
       き金融政策にいて議論
       金融政策を多数決で決定「金融市場に供給する
       資金の量、金利水準、資金供給のための手段、
       など」
2日目    「展望リポート」を公表「1、4、7、10月」
        日銀総裁が記者会見
8日~2週間後  「主な意見」を公表
約1カ月半~   議事要旨を公表
2か月後
以上のように、日銀の金融政策は上記のように日銀の金融政策決定会合で決定されます。
その政策が日本経済を左右に動かすことがあるので、よく注意
してみておく必要がありそうですよ。