<有価証券報告書で投資判断>
2022年7月26日   おはようございます。
株式投資で銘柄を選ぶ際には企業の決算情報が欠かせない。
どれだけ資本を使いどんなふうに稼いだかを知るための最も一般的な手法ともいえる。
しかし、その企業の姿をより深く知るためには、決算短信だけでは不十分だ。
そこで重要な情報源となるのが有価証券報告書「有報」。
およそ100ページにわたる報告書は財務情報だけでなく、投資に有効かつ不可欠な情報をたくさん盛り込んでいる。
※有価証券報告書で注目すべきポイント
目次      従業員の平均年齢や平均勤続年数
        若い社員が長く働ける労働環境か
第一部「起業情報」
         平均年間給与
第一「企業の概況」⇒ 人材に対してどれだけ投資しているか
1「主要な経営指標
  等の推移」
2 「改革」    経営者による分析
          販売実績において特定の取引先に
          依存していないか
第2「事業の状況」⇒ 事業等のリスク
           先行きに対する企業の懸念事項。
1「経営方針、経営  為替の見通しへの言及
  環境及び対処すべき
  課題等」
2「事業等へのリスク」
第4「提出会社の状況」⇒ 配当政策
             獲得した利益から配当か
1「株式等への状況」
             コーポレートガバナンスの状況等
「1」「株式総数等」  役員報酬の額やその決め方
監査報告書      ⇒ 監査法人が懸念事項などを記載
以上のように、有価証券報告書は色んな会社の内容を把握する上で重要な書類だと思います。
是非その会社の情報を得て大切な株式投資をする場合はよく吟味してから投資しましょう。