<健保が「国内相応額」を負担>
2022年7月28日   おはようございます
海外旅行を再開する動きが出てきました。
海外旅行で気を付けたいのが、渡航先の医療機関で診察を受けるケース。場所によっては非常に高額の費用がかかることがあります。ただ、手続きをすれば費用の一部は戻ってきます。
Q」海外の医療費は高いと聞いたことがあります。
A」医療費の決まり方は国や地域で異なります。
  日本では公的な医療保険「健康保険」により患者の自己負担額は原則3割「現役世代の場合」に抑えられます。しかし、海外では日本より医療費が高くなることが珍しくありません。例えば米国では盲腸の治療を受けると日本の約10倍の費用がかかるともいわれます。
※海外で治療を受けたときの自己負担例
現地の医療機関で実際に支払た金額  「15万円」
日本で治療を受けた場合の金額    「10万円」
健保からの支給額          「7万円」
           健保の自己負担額   「3万円」
           日本と海外の医療費
           の差額」       「5万円」
          実際の自己負担額   「8万円」
「注意」現役世代の場合、現地での支払額が日本で治療を受けた場合よりも高額だったとき
以上のように、海外旅行中に医療機関にかかった場合は、国内に帰ってから、健康保険が手続きをすれば返金されるケースがあるので、手続きを必ずしましょう。