<定年後の家計、長期で把握>
2022年12月21日  
定年後に家計が行き詰まるケースは少なくない。

専門家は「収入が不足して貯蓄を取り崩し、80代で尽きる人が多い」と話す。
老後の生活設計で見落としやすいのが、定年後に一定のタイミングで収入が大幅に減る「収入の壁」に見舞われる場合があることだ。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、世帯主が60代の世帯の年間所得は平均で約580万円と50代を200万円ほど下回る。

年齢が上がるにつれて就労による収入が減ることが大きいほか、「企業年金や生命保険の個人年金は一般的に受給期間に10年などの期限があり、一つが終了すると年収が数十万円単位で減る」と専門家は話す。

以上のように、将来を考えて早い目から自分年金を始めることをお勧めします。