<先物取引の仕組み>
2023年3月22日   おはようございます

マーケットの関連のニュースではしばしば「先物」という言葉が出てきます。
先物取引は経済活動を円滑にする役割がある一方、個人投資家にとっては高いリスクがある取引ともいえます。
どのようなしくみなのでしょう。

Q」先物取引とはどんな取引ですか

A」将来の売買について、あらかじめ約束する取引です。
約束をする時点で取引の時期や価格や数量を決めておき、約束の日に売り手は対象の商品を渡し、買い手はお金を払うのが基本です。

※取引の対象は幅広い「例」

商品   貴金属   金「ゴールド」、白金「プラチナ」、銀

     資源    原油、天然ガス

     農産物   小麦、トウモロコシ、大豆

金融商品  株価指数  日経平均株価、ダウ工業株30種平均

       債券   日本国債、米国債

※ 先物取引の特徴と注意点

〇 下げ相場でも利益が出せる「売り」から入れる

〇 値動きの1000倍など大きな金額の取引がしやすい

〇 特定の期間で取引は強制的に終了
      ↓
  条件によりリスクが高く

以上のように、「先物」という投資は素人にはなかなか難しい商品なので、勉強するのはよいのですが、専門家でも手をあまり出さないので、取引はしない方がいいかもしれませんね。