<収入で変化、料率に上限>
2023年3月28日   おはようございます

4月に新年度を迎え、大勢の新社会人が誕生します。
会社勤めの人が受け取る給与からは、税金と社会保険料が天引きされます。
社会保険料の中でも、最も金額が大きいのが厚生年金保険料です。

Q」厚生年金保険料とは何ですか

A」日本では原則として65歳以上の高齢者や、ケガなどで障害を負って働けなくなった人に一定額の年金が支給されます。
公的年金と呼ばれる仕組みで、国民年金「基礎年金」と厚生年金の2種類があります。
国民年金は20歳以上60歳未満の国民全員が加入者となります。
一方、厚生年金は会社員や公務員が加入します。

※ 国民年金と厚生年金との違い

       国民年金        厚生年金
加入対象  20~59歳の全国民   主に会社員や公務員
保険料   一律「月額1万6590円」 標準報酬月額の18,3%「労使折半」

年金給付額 加入期間に応じて一律  加入期間と払った保険料で変わる
      「満額なら6・5万円」 基礎年金を含め平均月額14,6万円」

年金を受け
取るために    10年        1か月
加入が必要
な期間

「注意」保険料は国民年金は自営業者など第1号被保険者場合、会社員や公務員は厚生年金保険料に国民年金分が含まれる」

以上のように、新社会人になるシーズンですが、初めての給料をもらった時に社会保険料「厚生年金健康保険料、雇用保険料」や税金「所得税」など引かれて支払われます。
その中で一番多く惹かれるのが厚生年金保険料ですので、内容を把握しましょう。