<公私混同、経費の使い切り>
2016-01-05 
現金が出ていく節税はダメ
 
相も変わらず多いのが、金融機関から資金調達ができて手元の現金が豊富になったら、それを自分のお金と勘違いしてしまう経営者です。
 
融資を受けた資金でなくても、節税対策として、決算期前に経費を使い切ろうと、会社のお金を無駄遣いをする社長もいます。税額控除のようにお金がでていかない節税は大いにやるべきですが、経費を沢山使って税金は減るが現金も大きく減少するというように、お金が外に出ていく節税はやるべきでなく、現金を豊富にためておくべきです。
 
こう見ていくと、その社長の考え方、行動の仕方一つで、会社は発展していくこともあれば、衰退していくこともあります。そしてそれが資金繰りに、大きな影響を与えます。
 
社長の会社に対する「考え方=自分の私物と考える社長は会社は名ばかりで、組織を私物化していると思います。
ちょつと振り返ってみていただければと思います。