<得意先企業が倒産してしまった場合>
2016-01-09
 
もしもの時のセーフティネット
 
得意先が倒産してしまった。
その場合、売掛金の回収ができず、また受取手形の不渡りが発生しますので、資金繰りが厳しくなります。
まずは資金繰り表を組みなおします。
 
次の順番で考えます。
 
①金融機関から融資を受ける
 
②融資が受けられない場合、支払の優先順位を考え、支払の延期、分割支払いを交渉する
 
得意先企業の倒産の事を早く金融機関に報告することにより、金融機関との信頼関係は向上します。
 
得意先企業が倒産した場合、その貸し倒れ範囲内で、掛け金の10倍までの融資が受けられる「倒産防止共済」に加入しておくべきです。なお掛け金は毎月5千~20万円まで掛けられ、掛け金総額800万円までが上限です。
万一のために、この共済に加入して置くべきでしょう。