<人生楽しむ費用こそ削らずに>
 
12月13日     おはようございます。
 
会社員は定年後、現役時代に比べ収入が大幅に減少します。従って、節約モードに入りがちです。
しかし、節約の方法を間違っていないでしょうか。
 
財務の用語でコントロールできるコストを「管理可能費」、できないコストを「管理不能費」といいます。
家計の支出にも管理不能なものと管理可能なものがあります。
 
例えば、外食、旅行、趣味、フアッションといった支出は管理可能です。
頻度や金額は自分でコントロールできるからです。
一方、保険料、会員制サービスの年会費、雑誌などの購読料はどうでしょう。
これらは金額が決まっていて、契約をやめない限り減らすことができません。管理不能と思われがちです。
しかしながら、私はこれらこそ見直しの余地があると考えます。
上記の外食他のものは管理可能なものはいってみれば人生を楽しむための費用です。
これらは生活を豊かにしてくれます。
 
節約する際は固定観念にとらわれず、本当に無駄がないか
どうかを見つめ直してみる必要があるでしょう。
以上、定年後は収入が激減するので「ついつい」何かにつけて節約に走る方が多いようですが、自分の人生を振り返ってみて、今後の重要なことは、①「健康」、②「生きがい」、③「お金」だと思いますが、②の「生きがい」の為にも「人生を楽しむ」費用にはあまり削らないようにした方が楽しい人生を過ごせそうですよ。