<ふるさと納税の「上限」>
 
5月29日     おはようございます
 
ふるさと納税は自治体を指定して寄付する制度です。
寄付金控除の対象になり、2000円の自己負担分を除いて住民税と所得税から差し引かれ、税額が安くなります。
 
但し、無制限で税金を減額できるわけではありません。
年間の寄付が一定額を超えると、その分は控除の対象外となり、追加で自己負担が生じます。では、年間いくらまでであれば自己負担を増やさずに済むのでしょうか。
 
※ 自己負担2000円で済む寄付上限額
 
上限額=   課税所得×0.02  +2000円
     課税所得ごとの割り戻し計数
 
割り戻し計数
 
課税所得          割り戻し計数
 
195万円以下         0.84995
 
~330万円以下        0.7979
 
~695万円以下        0.6958
 
~900万円以下        0.66617
 
~1800万円以下       0.56307
 
注意 上限額は概算です
 
 
以上のように、返礼品が多額になって「ふるさと納税」が
できなくなった市町村がありますが、この制度は本当に地方
の市町村が潤ったのでしょうか?
返礼品を期待して寄付金控除を受けるのは本当の意味での「寄付」なのでしょうか。