<生保、利率ゼロ時代に>
11月21日 おはようございます
「標準利率ゼロ」の時代が到来した。標準利率は生命保険会社
が契約者に約束する運用利回りの参考となるもので、貯蓄型の円建て一時払い終身保険の標準利率が初めてゼロになる。契約者に一定の利回りを約束して運用すれば保険会社の利益が圧迫されるので、各社で販売休止の動きが広がっている。外貨建て保険が円建てに代わる受け皿となるが、為替リスクに注意が必要だ。
※ 一時払い終身保険、各社の対応
社名 商品名 対応
明治安田生命 エブリバディ 販売休止済み
フコクしんらい生命 5年ごとに利差 販売休止も視野
円建ての「利率更新
型」は継続
住友生命 ふるはーとJ 11月に予定利率
ロードプラス 引き下げ
日本生命 マイステージ 1月以降の取り扱い
を検討中
注意 契約時の利率確認
既に一時払い終身保険を契約している人は、契約時の運用利回りを確認したい。利回りが3%以上だった場合は一般的に「お宝保険」と呼ばれる。バブル期には5%以上の商品もあった。新しい商品に乗り換えるのではなく、契約の維持を考えたほうが良い。
以上のように、利回りが高い商品の方がいいのですが、外貨建て商品は為替変動や手数料なども考えてからしないと元本割れをすることがありますので注意が必要ですよ。