<原則65歳、遅らせると増額>

12月3日    おはようございます

国民年金の受給開始年齢は制度発足当時から65歳だ。主に
会社員らが加入する厚生年金は当初55歳だったが、何度かの改正で引き上げられてきた。男性は2025年度、女性は30年度に全員65歳からとなる。

現状では60歳を定年とする企業が依然多い。年金がない60歳代前半は雇用継続や再就職で収入を得たり、貯蓄を取り崩したりして生活する必要がある。

年金の受け取り方で知っておきたいのが繰り上げや繰り下げだ現行制度では年金をもらう年齢を60歳~64歳に早めたり、66歳~70歳に遅らせたりできる。

※ 主要国の年金支給開始年齢

現行     引き上げ後    完了年
日本 厚生年金            男性 2025年
「2019年4月1日時点」 65歳    女性 2030年
男性 62歳
女性 61歳

国民年金      65歳

米国  66歳      67歳      2027年

英国  66歳     68歳       2046年

ドイツ  65歳7か月  67歳       2029年

「出所」 厚労省 2019年3月

以上のように、年金のもらい方には上記のようにその人に合った選択肢がありますが、一度選択してしまうと変更が聞かないとか、デメリットがある場合がありますので詳しくは年金事務所に聞いてから
決めましょう。