12月28日    おはようございます

2020年は消費税率引き上げの影響が年間にわたって効いてきます。給与所得控除の見直しや10月にはたばこ増税もあり、19年に比べて家計の負担は1兆6000億円ふえるとみています。多くの会社員は年末調整の時に実感することになるでしょう。

エネルギー価格の上昇も不安要因です。原油価格の上昇にともない、ガソリンや灯油の値段が上がっており、寒冷地域では来年早々から影響が出始めそうです。電気、ガス料金が上がり、家計の支出が増える恐れがあります。

11月の米大統領選挙までは再選を狙うトランプ大統領の景気重視の政策運営をするため、内外の株式相場、為替相場は安定した動きになるでしょう。その後は不透明です。退職が近い人は資産運用で現金比率を高めるなどの備えを考えてもいいでしょう。

以上のように、来年2020年も経済的に厳しい年になりそうですが、よく情報を手に入れて確実な資産運用をされることをお勧めします。