2月4日     おはようございます
75歳以上の後期高齢者の窓口負担は現行1割が原則です。「現役並みの所得」があると3割になりますが対象者は7%にとどまります。負担割合は70歳未満で3割、70~74歳で原則2割なので、多くの場合、75歳になると負担割合が下がるのが現行制度です。

公的医療保険には高額医療費制度という仕組みがあり、1か月分の医療費が膨らんだとしても一定額を超える分には患者は負担しなくて済みます。

今後は「一定以上の所得」がどう決まるかが注目されます。
すでに1~3割の負担を導入している介護保険制度では2割
3割は合計でも10%に満たず、大半が1割というのが現状です。

高齢者医療では2割の所得に加え<3割の基準見直しも議論になりそうです。この夏までに繊細を詰め、秋の臨時国会で関連法案の提出を目指しています。

以上のように、年金財政だけでなく、医療財政も厳しく今後
は負担が多くなり、若い人たちの保険料のアップになっていきそうな現状で、個々の健康管理は大事になっていきますよ。