3月10日    おはようございます
認知症と診断されて介護が必要になった場合に保険金を受け取るのが「認知症保険」です。「介護保険」の一種ですが、要介護の原因を認知症に限定しているのが特徴です。2016年に太陽生命保険や朝日生命保険が販売を始め、その後、生損保各社が相次ぎ販売しています。

商品ごとに給付条件の細部は異なりますが、認知症保険の多くは医師から「器質性認知症」などと診断されたケースを保障します。一定以上の介護認定も必要で、一般的には要介護2以上とする商品が多いです。認知症を発症したものの、自立した生活が送れる人などは保険が給付されない場合があります。

子や孫、親族に将来介護の面倒を見てもらえるという人は、少ない負担で認知症に特化して備える保険に入るというのも一案でしょう。

以上のように、認知症保険に入る場合もそれぞれの環境を考えてから十分検討されてから加入されることをお勧めします。