3月27日     おはようございます
派遣社員の同一労働同一賃金の取り組みはパート、アルバイトや契約社員と方法が異なります。派遣社員は実際に働く派遣先に合わせると同じ仕事をしても派遣先により待遇が異なり、生活が安定しない可能性があります。そこで派遣元が派遣社員の労働組合などとの協定に基づいて待遇を決める方法が認められ、多くの派遣会社がこの方式にしています。

この労使協定方式では派遣社員が従事する業務と同種の業務に従事する平均的な金額と同じか、それ以上の金額になるように決めます。

非正規社員の賃金は全体として上がるとみられます。ただ、
企業は引き続き人件費の抑制や、政府による高齢者の雇用促進への対応もあり、非正規社員をさらに増やす方針です。正規と非正規の溝は簡単には埋まらないと思います。

以上のように、政府の「働き方改革」も進んでいますが労働者にとって素晴らしい改革化は少し疑問が残ることが多いようです。