4月26日    おはようございます
新社会人が初任給を受け取るシーズンだ。毎月、給与明細を見ていくと、支給額と実際の手取り額があることに気づくだろう。年金や医療にかかわる社会保険料などが天引きされるのが一因だ。社会保険は安心して働くための制度で、学生から会社員になると関与の仕方がかわる。基本的な仕組みを知り、今後の働き方や家計の運営に役立てたい。

※ 社会保険料は給与から天引き
支給額
 所得税、
 住民税
 社会保険料→ 厚生年金保険料  老後や障害、死亡
        「9・15%」  時の年金など
        健康保険料    医療費の一部負担
        「約5%」    など
 手取りの給料 雇用保険     失業や介護、育児休
        「0、3%」   業時の給付など  
        労災保険     仕事による病気やケガ
        「負担なし」    の際の給付など 

※ 学生から会社員になると社会保険も変わる
                学生→ 会社員    
年金 加入する制度     国民年金   厚生年金保険
   保険料を支払うのは  本人「学生  本人
              納付特例利用
              支払い猶予あり

医療 加入する制度  親の健康保険組合  勤め先の健康
          や国民健康保険など  保険組合など
  保険料を支払うのは  健保の被扶養者なら   本人
             なら不要。国保は世帯主

以上のように、学生から会社員になると社会保険制度の形態が変わってくるのでよく注意してから民間の保険に加入されることをお勧めします。