5月15日     おはようございます
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、世界のマーケットが動揺しています。その中で金の国際価格が上昇し、国内店頭価格も4月下旬までに連日で過去最高を更新、24日には1グラム6636円「税込み」をつけました。最高値更新は40年ぶりです。

金価格上昇の理由は次のように見ています。昔から「有事の金買い」と言われるように、世界的な景気後退局面から安全資産とされる金に注目が集まったこと。「有事のドル買い」という言葉もありますが、今回は米国の金融緩和で米ドルの金利が低くなっているため、金が選好されたのだと思われます。また、金融緩和がインフレにつながるとの懸念もあり、現物資産の金が買われているのです。

資産形成するとき、内外の株式や債券などに分散投資することの重要性が指摘されることが多いです。金についても分散投資先の1つとして検討してもいいでしょう。

以上のように「コロナによる経済不況対策」として安全資産としての「金投資」も分散投資の1つとして運用されるのも方法かもしれませんよ。