5月16日    おはようございます
企業は「会計基準」というルールに沿って決算書を作成します。国内の上場企業が採用している会計基準には日本基準、米国会計基準、国際会計基準といった種類があります。

それぞれの決算書に記載する手法や言葉の定義などが異なります。例えば同じ「営業利益」でも会計基準が異なると、単純に比較できない場合があります。また、決算書と別に「決算説明資料」を作成し、サイトなどで公開する企業もあります。図表を多用するなど詳しいデーターや解説を加えたり、中期的な経営方針などを記したりしています。

一方で、最近では決算書に表われない企業の価値も注目されています。例えば企業が保有する特許や技術者のスキルは決算書の数字には表れませんが、競争力を大きく左右する可能性があるためです。

以上のように、会社は必ず1年に1回決算書を作成し税務署に2か月後「上場会社は3か月後」に税務署に申告しなければなりません。今年は「コロナ問題」で期限が弾力的になっています。個人の場合は「確定申告」で行いますよ。