6月5日     おはようございます
相続した空き家の売却に際しての「3000万円特別控除」と「取得費加算特例」の両方が使える場合、かなり相続税が高い場合を除けば、多くは特別控除の方が有利です。もし特別控除の対象外となるようなマンションや売却額が高額になる戸建ての空き家でも、取得費加算特例は使える可能性があります。自分の空き家の条件に照らして、適切な方法を確認しておきましょう。

空き家の3000万円特別控除も取得費加算特例を適用を受けるには一定期限内の売却枷必要です。相続前に決めておくのが望ましいですが、相続後に空き家の処分を巡る合意がなかなかできないような場合でも、この期限を知っていれば、空き家の処分を含む遺産分割の交渉を前に進めるための手掛かりにできるのではないでしょうか。

以上のように、いろんな場合に節税するためには制度をよく知り、その制度の期限がある場合が多いので早い目に把握してから行動しましょう。