6月4日    おはようございます
新型コロナウィルスが収束するまでには時間がかかり、家計への影響は長引くと考えられます。収支の総点検は必須です。どれだけ収入が減ったのか、最低限どれだけの支出で生活ができるか把握しましょう。

家計の見直し方法は収入の減少額で3段階で考えましょう。
10~20%減の家庭は食費や外食費、嗜好品の節約をしましょう。自炊を心掛け、お酒などは少し我慢です。どのお店だと安くて質の良い野菜や肉が手に入るのか把握すれば食材費を節約できます。

20%を超える収入減少の場合は変動費の節約だけでなく、固定費の削減も必要です。まずは費用の優先順位を考えます
公共交通機関の利便性が高い地域なら自動車を手放す、格安スマホへの乗り換えや保険の見直しも検討課題です。場合によっ
ては住居費や教育費も見直しが必要かもしれません。

収入源が50%を超える家庭は変動費、固定費の削減とあわせ、国や自治体、金融機関などの支援策を利用し、立て直しを最優先に考えます。多くの金融機関では住宅ローンの支払い猶予や返済額軽減措置を用意しています。手元資金がないなら緊急小口資金など国の特別措置の選択肢です。慌ててキャッシングなど高金利の貸し付けを使わないようにしてください。

家計の見直しは早ければ早いほど多くの選択肢があります。

以上のように、企業だけでなく今回の「コロナウイルスの影響」は個人の家計に大きく影響しています。是非、冷静に自分の家計状況を把握して対策を取られることをお勧めします。