6月11日    おはようございます
65歳より早く公的年金を受け取る「繰り上げ受給」を考えるシニアが増えている。新型コロナウィルスの感染拡大で収入が減り、生活資金を確保するためが目的のようだ。早くもらえる利点はあるが受取額は減り、遺族、障害年金の受給が制限されることもある。減額のデメリットは今後軽減されるが、慎重に考えたい。

※  年金繰り上げ、繰り下げの仕組み
  22年4月から上限年齢は75歳に

 1か月ごとに      1か月ごとに
 0、5%減額       0、7%増額 
{2022,年から0、4%」
     ↓             ↓
  繰り上げ        繰り下げ
  
  60歳開始          65歳開始    
月108908円   ←    月155583円
 「受給額30%減」

70歳開始
月220928円
「受給額42%増」

「注」 本来の受け取り開始年齢が65歳の人の場合、金額は2020年度の厚生労働省のモデル世帯「夫婦2人分」のうち夫の年金額を基に計算

以上のように、年金は将来の生活に絶対必要な収入ですので、この「コロナ問題」だけ考えるのではなく、是非冷静にな判断をされることをお勧めします。一度決定するとやり直しは聞きませんので注意してくださいね。