8月27日     おはようございます
最近の集中豪雨により河川が氾濫し、住宅などに大きな被害が及んでいます。洪水ハザードマップは浸水リスクの確認ができますが、災害リスクは水害だけではありません。住まい選びをする際に、その土地特有の自然災害リスクを事前に知って
おくことは極めて重要だと思います。

土地にはさまざまな地形があります。周囲が浸食によって削られ高い土地となっている「台地、断丘」、同じような大地にはあるものの、周辺と比べてわずかに低い土地である「浅い谷」、洪水で運ばれた砂や泥などが河川周辺に堆積し、起伏が小さく、低くて大変な土地。そういった土地などは地番が軟弱な場合があったりして、地形特有の災害リスクがあるのです。

その土地の地形や自然災害リスクを簡単に調べることができのが、国土地理院の「地理院地図」の地形分類「ベクトルタイル提供実験」です。身の回りの土地の成り立ちと、土地が本来持っている自然災害リスクを確認できます。

住まいを選ぶとき、駅から近い、都心へのアクセスがよいといった利便性も重要ですが、土地の成り立ちから考えられる自然災害リスクにも目を配る、あるいは、こうした自然災害リスクがあることを理解した上で暮らすということが、将来起こりうる豪雨や震災など乗り越えるためにも、必要とされる時代となったのではないでしょうか。

以上のように、最近の「コロナウィルス問題」や自然災害が多くなっている現代よく勉強して住みやすい社会になるように頑張ってくださいね