12月4日     おはようございます
イデコに加入している人や勤務先企業の確定拠出年金「DC」に自分で上乗せして掛金を払っている人は、年末調整で小規模企業共済等掛金控除を申告することで、月々の給与から源泉徴収された所得税の一部が年末か翌年初めに戻ります。また翌年5月以降の給与から天引きされる住民税が安くなります。
年収600万円で税務上の扶養家族として妻がいる例ではイデコで月1万円を積み立てると所得税と住民税合わせて年間で約2万4000円の節税効果があります。勤務先に企業年金かない人はイデコに月2万3000円まで拠出でき、節税効果は約5万5000円になります。大まかに掛金の2割が戻る計算です。
例えば40歳から20年間、イデコの節税で戻ってきた2万4000円を貯蓄に回すと、48万円を老後に資金に上乗せできます。
年末調整の時期に合わせて、節税分を給与振込口座から取り分けてためるのを年一回の習慣にしましょう。
以上のように、毎年来る年末調整で還付される金額を増やすために「イデコ」など節税して貯める商品を増やして老後資金の一部に取り入れるようにすることをお勧めします。