<長く働く制度改正生かす>
2021年3月23日 おはようございます
雇用保険や年金などの社会保険制度で改正が相次いでいる。
70歳までの就業機会確保を努力義務とする改正高年齢者雇用安定法が4月に施行されるのに連動し、長く働くシニアに関係する見直しが目立つ。
新制度の内容を知り、今後の働き方やマネープランに生かしたい。
※ シニア関連の社会保険改正は拡充が目立つ
改正前 改正時期 改正後
雇用保険 新規加入は65歳未満 2017年1月 65歳以上も可能
加入するには1つの会 22年1月 65歳以上で複数
社で週労働20時間以上 の会社合計で
週20時間以上
労災保険 複数の会社で働く場合、 20年9月 すべての勤務先
給付は事故が起きた の賃金を合算して
勤務先の賃金で算定 算定
公的年金 短時間労働者※2の厚生 22年10月 100人超に。24
年金加入は原則従業員 24年10月から
500人以上の企業 50人超に
65歳未満の在職老齢年金の 47万円に引き上げ
支給停止基準額は28万円
65歳以上の在職者の年金 22年4月 毎年1回改訂で
改定は退職時など 年金増額
繰り下げ受給の上限は70歳 75歳に引き上げ
繰り下げると受給
増額
※2は週20時間以上
以上のように、高齢化が進むと長く働く機会が多くなり、今までの社会保険制度ではなかなかうまくいかないので、毎年のように制度改正がおこなわれていますのでよく注意して参考にされることをお勧めします