<運用会社の情報開示に注目>
2021年4月30日     おはようございます
アクティブ型投信を評価する際、運用会社が公開している目論見書や月報での情報開示姿勢に注目しています。
ベンチマークを明確に設定、開示していないなど、運用の目標が分かりにくい商品は多いです。
上回るべき目標が明確でなければ運用成績の良しあしがの点検も難しくなります。投資初心者には商品設計がシンプルで実績が振り返りやすい商品が適しているといえるでしょう。
毎月分配型ファンドの中で、基準価格に応じて分配金の金額を決める「予想分配金提示型」という商品が最近人気です。
福利効果が得にくいために長期運用には向かず、仮に株式相場が下落傾向となれば分配金の大幅な減額もあり得ます。
年金以外の定期収入を得たい投資家の需要に合わなくなる可能性も想定され、仕組みをよく理解しておく必要がある商品です。
以上のように、資産運用は運用会社の情報開示に注目して、それぞれの個人の投資家が理解した上で自分に合った商品を選んで進めることが重要ですよ。