<年金繰り下げ、「一括」も増額>
2021年5月5日      おはようございます
「年金の繰り下げ受給が有利な制度に一部変更されることはほとんど知られていない」。
こう話すのは専門家。
新制度は老後資金の設計にも影響を与えるので今からきちんと理解しておきたい。どんな仕組みなのか。
年金は原則65歳から受給開始。
しかし開始を1カ月下げるごとに0、7%増額される。現在は70歳まで繰り下げられるが、2022年4月から75歳まで選択肢が広がる。70歳から受け取れば42%、75歳からなら84%の増額だ。
繰り下げ中に受給の請求をしないまま亡くなれば、遺族の請求で65歳時点での年金額が「未支給年金」としてもらえる。
ただ時効は5年なので最大で5年分だ。
この仕組みは現在も23年以降も変わらない。
68歳で請求すれば3年分、70歳以降の請求なら何歳でも5年分だ。
以上のように、年金繰り下げにより年金額を増額が可能なのでそれぞれの環境で決定すればよいと思うが、お国の制度は全部請求制度なので、必ず請求することを忘れないように「時効が5年である」してくださいね。