<コロナ禍での教育現場>
2021年5月7日      おはようございます
新型コロナ感染症「以下、新型コロナ」の拡大により、保護者の収入が減少したり、学生自身のアルバイト収入が得にくくなったりして、大学においても学業の継続に経済的困難が生じるケースもでている。
2020年度の国の緊急支援や大学による独自の支援状況、今後の方向性について聞いた。
※   学生支援緊急給付金の概要
対象  大学「大学院含む」、短大、高専、専門学校、日本語
    教育機関の学生「留学生を含む」
家庭から自立してアルバイト収入により学費等を賄っている学生等で、今回のコロナウィルス感染症拡大の影響でによりその収入が大幅減少等することにより、大学等での修学継続が困難になっている人
支給額  住民税非課税世帯の学生    20万円
     上記以外の学生        10万円
申請先  各学校の担当窓口「すでに募集は終了」
            ↓
     大学などから約41万6600人の推薦
     「2020年10月15日」
     12月7日付けで一部の大学などに対して、
     再追加配分を実施
※  日本学生支援機構の対応措置
貸与奨学金 在学採用のほか、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が
      急変した場合、家計急変後の収入見込みで審査す
      る。家計急変の採用も行う。
      緊急特別無利子貸与型奨学金の再募集/第二種奨学金
      を実質無利子で利用できる。
有利子奨学金の貸与機関延長/内定取り消しなどでや
むお得ず大学などに在籍する学生などに対し、貸与
機関を最大1年延長
    「新規申し込みも可」
有利子奨学金も継続貸与/休学してボランティア活動をす
る学生などに対して、貸与を休止せず最大1年継続
「新規申し込みも可」
返還期限の猶予制度の充実
減収、失業などで経済困難となり、返還困難な状況
となった場合、通算10年まで返還を猶予される
が、これを上限まで利用した人に対し、さらに1年
の延長を可能とする。
以上のように、この、コロナウィルス感染にともない苦学生に対して国もいろんな制度に追加でやりやすい制度を作って対応していますので是非、利用されることをお勧めします。