<変わる年金と働き方の制度>
2021年5月8日 おはようございます
年金制度や働き方のトレンドを考慮することはリタイアメントプランに欠かせない視点だ。
2021年4月以降相次いで施行された年金制度改正や「高年齢者雇用安定法」といった年金や高齢者の働き方に関連する制度の内容を整理、解説する。
1」2022年年金制度の概要
〇 パート勤務者やシニア就業者に大きな影響がある制度改正
昨年5月29日、「年金制度機能強化のために国民年金法
の一部を改正する法律「年金制度改正法」が成立し、6月5
日に公布された。
一部を除き2022年4月から順次施行されることになる。
改正の内容は多岐にわたるが、柱として
①被用者保険「厚生年金、健康保険」の適用拡大
②在職中の年金受給の在り方の見直す
③受給開始時期選択肢の拡大
④確定拠出年金の加入可能要件の見直し
の4つとなる。
改正の目的は「人生100年時代」で長期化する高齢期の
経済基盤の充実、そして就業期間の長期化に伴う在職中の
老齢年金受給制度の改善といえるだろう。
これらの一連の改正はとりわけパート勤務者やシニア就業者のライフ
プランに大きな影響を与えるものである。
以上のように、上記の説明では労働者「パートやシニア就業者」のための制度改革のように見えますが、私は年金財政が崩壊させないために、保険料支払い者の増強や高齢者の受給時期の遅らせをしているように見えますが皆さんはどう思われますか。