<認知症万一の事故に備えて>
2021年5月19日    おはようございます
高齢化とともに認知症の人が増えるなか、考えたいのが認知症疾患者が事故を起こし損害賠償を求められたときの備えだ。
患者本人だけでなく、認知症の症状が進んで本人に責任能力がないとされると家族に賠償責任が及ぶ可能性がある。
どう備えればいいだろうか。
※   賠償責任が生じる可能性がある主な事故
〇 他人の物を壊した
〇 他人の体を傷つけた
〇 踏切への立ち入りなどで電車を止めた
〇 蛇口の閉め忘れで階下に漏水した
※  認知症の事故に備える大手損保の主な商品
保険会社名    商品名       主な内容「補償額」
東京海上日動  認知症安心プラン  けがによる死亡、後遺障害
火災                   「50万円」
                 日常生活の事故の賠償責任
                  「最大無制限」
                 行方不明時に捜索費用
                 「事故1件で上限30万円」
三井住友海上  日常生活賠償   日常生活の事故の賠償責任
火災       特約※     火災保険付帯は上限3億、
                 自動車保険は国内無制限」
損害ジャパン  個人賠償責任   日常生活の事故の賠償責任
       特約※      「火災保険は上限1億など、
                 自動車保険は国内無制限」 
※は自動車保険や火災保険などに付帯
以上のように、高齢化が進むと認知症の数も増えていくのに比例して万一の事故も増えていきますので、是非、上記のような保険に加入して安心を買って将来に向かってくださいね