<高めの金利、相応のリスク>
2021年7月6日 おはようございます
長期の資産運用の減速は投資する資産を分散すること。
国内外の株式と債券を組み合わせること、着実な運用成績につながるとされます。
ただ、国債などの債券の金利は長らく低い水準が続いています。相対的に金利の高い社債に関心を持つ人も多いようです。
Q」社債とは何ですか
A」企業が発行する債券です。債券は借金に対する借用証書とはいえ、投資家は企業にお金を貸して債券を受け取ります。
企業はお金を借りてる間は利息を払い、決められた期間「満期」を迎えたら、借金を返します。
社債の大半はプロの投資家向けに販売されますが、個人が証券会社で10万円や100万円などの単位で購入できる「個人向け社債」もあります。
※ 2021年の個人むけ社債発行例
企業名 総額 機関 利率「年、税引き前」 格付け 「発行時期」
トヨタ自動車 1000億円 5年 0.1% AAA
「3月」
イオンモール 300億円 5年 0.39% A-
「3月」
ソフトバンクグ 4050億円 35年 当初5年は BBB
ループ「6月」 2.75%、以降は変動
オリックス 200億円 7年 0.21% AA-
以上のように、国内における有名な会社で社債を個人向けに発行されています。低金利のいま、割と高い金利で発行されていますので運用としてはいい商品かもしれません。