<路線価を確認、相続円滑に>
2021年7月7日    おはようございます
国税庁は1日、土地の相続税の算定基準となる路線価を発表した。
今年、土地を相続したり、贈与されたりし場合は路線価が税額を計算する際の基準となる。
納税の必要がない場合も土地の分割や売買する際の価格の目安になるなど路線価の利用場面は多い。
※  路線価による土地評価額の計算例
路線価「43万円」×奥行価格補正率「0、97」×奥行最大補正率
「0、98」×面積「240㎡」=評価額「約9810万円」
※  路線価が役立つ主なケース
事例             目的や使い方
土地の相続税評価額    相続税が課税されるかを早めに確認
の算出
相続時の土地の分割    路線価で評価し、紛争を回避
配偶者へのマイホーム     贈与する土地の評価は路線価を使うの
の贈与         が一般的。贈与のタイミングを決める手が 
             かりにも
自宅の売買や買換え   路線価を0、8で割ると時価の目安。
            価格交渉の手掛かりに
以上のように、「時価」を踏まえ節税や分割に路線価を利用して上手に相続や贈与をされるには是非上記の内容を知ってからされることをお勧めします。